Theory
ケアする職場を作る考え方
Definition
私たちが使う用語
ハラスメント
私たちは、法的な意味での「ハラスメント」に当たるかどうかを重視していません。なぜなら、法的にハラスメントじゃないなら「変わる必要がない」わけではないし、法的にハラスメントじゃないから「傷つく方がおかしい」とは思っていないからです。
私たちは「自他共に、持続可能な形で、美徳を発揮してケアしあえる関係」を幸福ととらえ、それが可能な職場を「ケアする職場」と呼びたいと思います。
加害=ケアの欠如
私たちは、怖い職場を作るコミュニケーションを「加害」と呼びます。加害的なコミュニケーション、加害的なマネジメント、加害的な職場、といった表現を使うことができます。
加害とは、ニーズをケアしないこと、ケアの欠如状態を作ることを指します。ニーズは、個々人によって多様です。よって、そのケアもさまざまな形態を取ります。そのため、加害もさまざまな形態を取ります。
そのため「どんなときでも通用する正解」「すべての人に通じるケア」はありません。しかし、自分の正しさを疑い、迷いながら、ケアしようと関わる姿勢は、あらゆる場面で大切です。
Structure
理論全体の構成
ケアする職場とは何か
ケアする職場=ケアリング・ワークプレイスを作るためには、まずはじめに「ケアリング・ワークプレイスとは何か」を理解する必要があります。
個人の変容
ケアリング・ワークプレイスに向かうためには個人の変容が必要になります。人が学び変わるとはどのようなことかを学びましょう。
組織の変容
個人の変容と組織の変容は相互的な関係にあります。組織の文化や制度はどのように変わるのか、その基本的な考え方やプロセスを学びましょう。
具体例
個人や組織の状況によって、ニーズもケアも変わります。普遍的な「正解」はありませんが、具体例を見ることでヒントになるかもしれません。
Contact
72時間以内に連絡がない場合、迷惑メールフォルダのご確認もお願いいたします
© 2023